ヤマウホールディングス

會澤高圧コンクリート株式会社とのa NET ZEROイニシアティブ協定に関するお知らせ

 2020年10月に、政府が2050年までに温室効果ガス(GHG)の排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を宣言し、国際的にも脱炭素化に向けた動きが加速しています。カーボンニュートラル社会の実現は地球規模の課題であり、当社グループは、そうした社会が1年でも早く実現するよう目指すことが我々の使命であると考えております。
 そうした状況を踏まえ、当社連結子会社の株式会社ヤマウ(以下、ヤマウという。)は、本日、會澤高圧コンクリート株式会社(以下、會澤高圧コンクリートという)と「a NET ZEROイニシアティブ協定」(主な協定内容下記参照)を締結し、協力していくことにより、温室効果ガスの排出量について、2040年カーボンニュートラルの実現に向けてチャレンジいたします。

<主な協定内容>

1.気候変動枠組条約締約国会議(COP)並びに気候変動に関する政府間パネル(IPCC)における最新の議論、報告書、採択文書等に留意し、気候変動への対応がセメント・コンクリート業界の持続可能な成長にとって重要であることを認識する。

2.ヤマウは2040年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「NET ZERO 2040」のロードマップを独自に策定し、會澤高圧コンクリートの主宰する「a NET ZERO イニシアティブ」を共に推進する。

3.本協定は、① 會澤高圧コンクリートが保有する脱炭素系テクノロジーの普及、② 炭素除去に係る新規テクノロジーの開発推進、③ 脱炭素に係る活動記録の方法の確立、を主目的とする。

4.會澤高圧コンクリート社とヤマウは、a NET ZERO イニシアティブ協定の締結社を増やすことがセメント・コンクリート業界の脱炭素化の流れを加速させることにつながるとの認識に立ち、締結社の拡充に向けて互いに協力する。

5.會澤高圧コンクリート社とヤマウは、a NET ZERO の枠組みを活用しながら、炭素除去に係る新たな技術開発を進める。

6.會澤高圧コンクリート社とヤマウは、a NET ZERO イニシアティブにおける炭素除去や炭素削減の根拠を改竄されない形式で記録し続けることが重要であると認識し、データの記録並びに開示方法の改善に努める。

以 上

■本件に関するお問い合わせ先
 株式会社ヤマウ   
  企画本部 企画部
  執行役員企画部長 井上 浩一
  ℡(092)872-3301